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がびちょう

さえずりの見事さが春先から気になっていた鳥の正体が分かった。
我が家のすぐ前の電信柱で今朝、盛んにないていたのである。
「がびちょう」といい野鳥観察家の間では数年前から有名らしい。
中国の南の方からインドシナ半島あたりの鳥らしく日本には人為てきに入ってきたのだという。
メジロは子供のころ家で飼っていたこともあるのでどうも違うなとは思っていたのだが・・・。
手放しで喜べない話の結末である。

八月に入ってから恒例の市民プール通いをはじめた。
これなしにはとても夏をやり過ごすことなどできそうもない。
千メートル泳ぐのが日課である。

ひぐらしが盛んになきはじめた。
# by nhsmt | 2007-08-06 18:46

選挙

選挙も面白いのは開票までだな
後はヒタスラしらけるばかり

年金納付記録のハガキが届く
記載されているのは国民年金の6年ほどの記録のみ
厚生年金を納付したはずの10年ばかりは跡形もない
当時の年金手帖が2冊てもとに残っているのでそのうち突っ込んでやろう
それでも無年金には変わりはないが・・・

冨の蓄積という発想はいつごろからあるのだろう?
天災に備えて食料を備蓄することは古代からいろいろと行われてきた
だがひどい飢饉に際してはただ餓死するよりほかはなかったのである
そのような意味では冨は本来蓄積などできないものである

にも拘らず、やがて人々は将来に備えて貯金をするようになった
あるいは不測の未来に保険をかける
時間をマネーで買う
こういった着想は今や炭酸ガスの排出権を証券化するというところまで来てしまった

ここまできてしまうとこのからくりが元々倒錯でしかなかったことがはっきりする
つまり総体として炭酸ガスの排出量を減らすことと両立しないからである

マネーという形態における富の蓄積とは実は冨の移転に他ならないのではないか?
少なくとも閉じられた体系においてはそこに帰着するほかはない
そこでは蓄積と搾取は同義である
いわゆるマルチ商法が違法であるのは社会が無限に拡大する体系ではないことが自明だからである

金融化された資本主義世界体制は実のところグローバル化したマルチ商法に過ぎないのではないかと思っているのだが・・・・?
# by nhsmt | 2007-07-31 18:40

過剰

昨日は五時起きで
神田へ落札品を取りに行く

カーラジオからの桑田佳祐の歌に大笑いス

オンナヨンデ
モンデ
ダイテ
アーキモチイイ
オンナナンテソンナモンサ

「女という快楽」なる書をあらわした女史もいたな
人間は快楽原則によって生きているといった某経済人類学者もいたな

根拠や尺度を求めるあまり過剰へ行き着いてしまうのが人間なんだろうか?
何事も過剰は苦痛であろう・・・・

本の在庫過剰も尋常でない!
# by nhsmt | 2007-07-28 04:01

沈香

7月20日は母の命日である
毎年この日だけ仏壇へ向かう
娘が法隆寺で買ってきた沈香を焚き般若心経を読す

最近、心頼みにしていたり、気に掛かっていたりしたような人がどんどん死んでいく
人はだれでも死ぬんだなあ・・・・実感することしきり

昼間、借りている事務所の契約延長についてオーナーの若社長と交渉する
当初契約していた会社は経営難となり中堅の某建設に吸収されたのである
この若社長は某建設の御曹司で30才にして三つの会社の社長で、
大学時代はラグビーをやっていたというちょっと渋めのハンサムで気さくでなかなかいいやつなのだ
うらやましいような境遇なのだが
「身も心もボロボロです」と言っていたが本当にそのようだった

今年から画浪人となった娘と話していると
生きるに足る喜びなんぞそこらじゅうに
石ころのようにころがってもいるんだなと思われてくる
# by nhsmt | 2007-07-21 02:58

ひぐらし

台風一過
今年初めてひぐらしを聞く。

黄色い糸トンボが五六匹、
それに真っ黒のおはぐろトンボも
庭先の草叢に

野良っこの女房に聞いてみると
子供の頃にこんなトンボをみた記憶はないと言う。

私は子供のころ川や田んぼでよくこれに見とれたものだった。
最近になって北上してきたのかもしれない・・・?

盆踊りの練習でもはじまったのか
風に乗って遠くから炭坑節が聞こえてくる。

懐かしい相貌の底で
あらたな事態が不可逆的に進行しているのであろうか。
# by nhsmt | 2007-07-16 19:51