本棚を10台ほど追加した。
棚を作るのがめんどくさくて増え続ける在庫を床に積み上げていたのだが、
どうにも仕事がはかどらなくなってしまった。
数えてみたら棚が200本もあった。
ほとんど一人でつくったのだからアキレル。
ゴミ御殿のゴミのように古本屋の在庫はほうっておくと無際限に増え続けるのだ。
同業のAさんに「あと何年やるつもりだ? そんなに増やしてどうする?」と言われて久しいが、
私の在庫はいまだに増殖中なのだ。
だがこうやって一人で棚を作っていると、
相変わらずあれをこうしてこれをああしてと次第に夢中になっていくのである。
人生の残り時間に合わせてうまく仕事を縮小していくなんて芸当はできそうもない。