掃いたような雲が

空高く秋のしずけさをのせてながれている。
地上はといえば未だ湿気を含んだ炎熱の夏だ。
こんな日にはどんな歌もうかんでこない。
だが、そのうち若い詩人がこんな季節を謳ってくれることだろう。

ツイッター三昧で出くわしたコトバ
あるフリーの記者が福島原発の5キロ圏を取材し
それを連続ツイートしている中で、
「福島から帰って新宿の雑踏を歩いていたら、ふいに涙が出てきた。体が震えて動けなかった。こんな経験は初めてだ。」

これを読んだとき、なぜか上野の西洋美術館での古代ギリシャ展を思い出した。
作った人も知れぬ十センチにも満たないほどの見事な夥しい数のテラコッタ群、今風に言えば陶器のフィギアとでも言うのだろうか。
古代ギリシャ世界のありとあらゆる所から膨大な数が発掘されているのだと、確か解説書に書かれてあった。
これらのテラコッタが作られた時代はホメロスを嚆矢とする古代ギリシャ文化の黄金時代と重なっている。
だが、これに先行する五世紀ほどの期間は古代ギリシアにおける暗黒時代と言われてきた。
この時代は初期鉄器時代とも言われているらしい。

五百年の沈黙の後、人類史上に突然出現した人間自身についての燃えるような好奇心と表現への情熱

つづく?
[PR]
by nhsmt | 2011-09-18 17:11
<< 初めての経験 南から北へ >>