<   2007年 10月 ( 4 )   > この月の画像一覧

どんぐり

朝から快晴
霞川沿いの遊歩道を自転車で事務所へ
頭や肩へどんぐりの実がボロボロふりそそぎ
自転車のタイヤは一面のどんぐりをバリバリと踏みしだく

ハイテンションのモーツアルトを聞きながら
たっぷり白菜のうどんを食らう

至福の午後
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by nhsmt | 2007-10-28 22:00

カンペキ

カンペキな秋の空だ
上層は確かに何週間も前から秋の空だったのに
薄暗いえたいの知れない雲が低層でじゃまをしていたのだ
夏もそうだった
今日はカンペキな秋の空だ

これから高円寺の優良市だ
みな元気かな
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by nhsmt | 2007-10-20 10:21

愁雨

朝方より曇天
やがて秋雨

出身高校で還暦同窓会があったとかでその集合写真が送られてきた。
送り主の友人を除いて七十人以上もいる男女の誰一人見分けがつかない。
詰襟の学生服やセラー服の時代から一度もあったことのない人々だろうから見分けがつくわけもないのだが、
なんとみな老人であることか。

浦島太郎とはこういうことだったのか・・・?
失われた茫漠たる時間が突然そこにたちあらわれる。
ただ寂寥あるのみ。
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by nhsmt | 2007-10-16 20:43

刈草

昨日、早朝羽田発で広島の親戚の葬儀へ行く。
故人89歳、大阪に生まれ後四国の松山にて鋸の目立て一筋の根っからの職人だった。
参列するもの十数人、近しい人々ばかりの簡素な葬儀だった。
生前何度か会ったことがあるのだが言葉を交わした記憶がない。
晩年をともに暮らしてきた私の妹も、普段の生活においてさえ全くしゃべらないので非常に困ったらしい。
皆が語る思い出話にもことばの気配がまるでないのだ。
油絵を描くというのは聞いたことがあったが、若い頃から死の直前まで没頭していたのが「発明」で、
ほとんど何ものどを通らなくなってからも新たな発明のための図面を描いていたという。
特許を三十いくつももっていて、特許権を買いたいという話も幾つかあったのに製品化されたことは一度もなく、
当然ながらその理由を聞いたものは居ないのだった。
そしてなお、何も語らなかった故人の人柄を誰もが静かに納得していたそんな葬式だった。
梟のような透明なまなざしの遺影であった。

深夜帰宅
風呂から上がりビールを飲む。
気がつくと、草を刈った後のふくよかな香りが家中に満ちていた。
毎年この時期、我家の前の春日神社では秋祭りにむけて氏子の古老たちが境内の草刈をするのである。
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by nhsmt | 2007-10-02 22:38