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男不要?

女房の両親が介護施設へ入所したので見舞いに行ってきた。
佐賀の女史からのアドヴァイスとおりだった。
一口に老人介護施設といっても実にいろいろなタイプがあるらしい。
両親の入所した施設はほとんどが夫婦で入所しており、
介護の程度によりそれぞれ5組10人ほどが一つの何々里というふうにグループになっている。
そのそれぞれの里を数人のスタッフが交替で24時間お世話をしてくれる。
この人数では大変だろうなと思ったけれど、
とても行き届いた仕事をしておりました。

親父は相変わらず反抗的でわがままで世話を焼かせていたが、
にもかかわらず「アキラさん、アキラさん」とみなに愛されているようでほっとした。

男の入所者は親父をのぞくと皆押し黙って全く会話がないようだった。
それに比べて女性たちはよくしゃべり、なにやかやとよく動いていた。
義母はキャリアウーマンだったせいか家にいた時より生き生きしているようにさえ見えた。
やっぱり男はだめですな!

高円寺のマスターはどこかで男不要とまで言っておったな。
刺客も女が務める時代だもの。

確かに日本は母性社会なのだ。
みわたすかぎり男たちは、魂の故郷=鬼母神から逃れられないセンチメンタリストばかりだ。
私もふくめて・・・。

佐賀のお母さんも元気出してよ!
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by nhsmt | 2005-08-30 17:50

ピンチ

人生のピーク構想は早くもピンチ。
当方は小さな工場の2フロアを借りて業務をこなしているのだが、
その1フロアの天井鉄骨部分にアスベストとおぼしきものが吹き付けてある。
家主は当初アスベストではないと言っていたのだが、
怪しいので某所に調査を依頼した。
ところがこのような専門機関はいまや大忙しで、
一ヶ月以上経つのに未だ結果でず。

仕事を手伝ってもらっているおばちゃん達にその旨話をし、
はっきりするまでしばらく休んでもらうよう頼んだ。
(彼女たちは経済的に困っていないので無理に働く必要はないのだ)
彼女ら曰く、
「これから30年も生きるかどうか分からないし、ハッキリするまで大丈夫このままやるわ!」
アリガトウ!
なんとか、これを切り抜けていかねば・・・。
私も含め、全員50代なのである。
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by nhsmt | 2005-08-26 18:26

人生のピーク

そのまんま東の60歳に「人生のピーク」をもってくる説、
車のラジオで聞く。

勝手に納得し、当方もそうすることにした。

しかし「人生のピーク」ってなんだ?

あと2年もある・・・・。
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by nhsmt | 2005-08-23 17:33

阿鼻叫喚

連日の「小泉劇場報道」を見ていると日一日とリアリティが薄れていくような奇妙な違和感と無力感にとらえられる。
水がその分子構造を全く変えないまま気体、液体そして固体へと突然その存在形態を変容するかのごとく、
社会もまたある日突然、諸個人の凡々たる日常を孕んだまま、その存在形態を変えてしまうのであろうか。
真珠湾攻撃の一報を耳にした個人は己の日常とのあいだにいかなるリアルな意味を見出したのであろう。
歴史の岐路はいつもお芝居のようにおとずれるのである。
だがやがてそれは人々を激しい渦に巻き込むにちがいない。

このような岐路に直面して諸個人はどうすべきなのか・・・?
実際上の選択肢はほとんどないに等しいのではないかと思われてしまう。

現下の政治的状況の背後には国家破綻とも言うべき巨大国家債務がある。
さらにその背後には世界経済の不確実性が横たわっており、
ドルにたいする不安があらゆる問題にリンクしている。
これに如何に対処するかについて納得的な説明を聞いたことはない。

事態は日常の延長線上すなわち政治的妥協によって解決できる閾をいつのまにか越えてしまったのである。
解決策がないとなれば阿鼻叫喚の事態に突入するしかないのであろうか・・・?
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by nhsmt | 2005-08-18 18:14

盆踊り

今日は地域の盆踊り大会である。
このあたりは昔ながらの「隣組」がそのまんま残っており、僕は組長なのだ。
朝から、やぐらの組み立てや飾りつけ、テントの設営などやってくる。
地域にまるで無縁の生活をしてきたので顔見知りは二人くらいか。
集まった連中は60代、70代の年寄りばかり。
「おい若い衆、上へあがってくれ」などいわれ、
その気になって(高所恐怖なのに)櫓の上になど上がってしまう。
バカと煙は〜とはよくいったもんだ。
このあたりは子供も少ないし、一体どんな盆踊りになるんだろう?
それでも皆早くも一杯やりつつ、うきうきしているから不思議なものだ。
田舎町、いつまでつづく盆踊り
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by nhsmt | 2005-08-13 14:14

劇場外交

このニ三日で小泉さんの本当の政治力が試されることになる。
8/15日がやってくるからだ。
靖国参拝を選択したら彼の政治生命は終わり、
民主党が漁夫の利をうることになるだろう。
個人の選択が歴史に大きな影響をもたらす瞬間がある。
外交上の選択肢を放棄するような行動をすれば彼の政治的使命は終了する。
それはグローバルマネーの利益を損なうことになるからである。

ただの頑迷頭かひょっとすると自在な判断力の所有者か・・・?
まだ、しばらく楽しめる!
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by nhsmt | 2005-08-11 17:51

劇場政治

代議士の自殺から週明けの国会解散にいたる政治劇は実に面白かった。
政治は利害衝突の究極の表現であり戦争もまたその延長上にある以上それは時として生死にかかわる大芝居となる。
暴力団の縄張り争い、戦国大名の覇権争いも本質において変わらない。
通常、政治は対立する利害の妥協の表現にすぎないのだが、
妥協を許さない歴史的瞬間が突然出現するのだ。

それにしても小泉さんはたいした役者だ。
反対派が間の抜けた新撰組みたいな大根ばかりでは到底太刀打ちできるわけはない。

ではここで対立している利害とはいかなるものなのか?
郵政事業によって既得権を得てきたもの達がそれに固執するのは当然だが、
ここで争われているのはただそれだけではない。
日本の総体としての生産性の足枷となっているすべての部分、仮にこれをドメスティックマネーと呼ぶことにする。
他方にあるのはマルチナショナルな企業に象徴されるグローバルマネーである。

この構図は幕末の日本と瓜二つではないか、歴史は反復するのである。

はっきりしているのは、我々は既得権益ともグローバルマネーとも縁のない衆生だということである。
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by nhsmt | 2005-08-09 18:50

酷暑

もはや水に飛び込むしか手はない。
今年初めて近くのプールへでかけた。
穴場はどこにでもあるものなのだ。
青梅の釜の淵プールは飛びっきりである。
ウィークデーの午前中など、この上なくきれいな水を満々と湛えた50メートルプールに監視員の数ほどしか人がいないのだ。
奥多摩の山々が眼前にせまり、すぐ脇を多摩川が音を立てて流れている。
このあたりのガキたちは川専用だ、もちろん遊泳禁止なのだが10メートルもあろうかと思われる岩の上から深い緑色の淵へとつぎつぎに飛び込んでいる。
体操をしながらしばし子供たちを眺めた後、
ゆっくりと水へ入る。
身体の全表面で水を感じ水底の光のきらめきを眺めながらしずかに手で水をかき足で水をける。
水温と体温とがしだいに不分明になり、
ただ息継ぎのブレスだけがゆったりとしたリズムを刻みながらしだいに水と身体とがひとつのカオスへと溶け込んでいくかに思いつつ、
かへって判然と己の存在を水の中に確認するのである。

これなしに酷暑をやり過ごすのは不可能である。
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by nhsmt | 2005-08-04 19:05

アオハズク

遠くの森でアオハズクがないている。
しばらくするともっと遠くから聞こえてくる。
同じ個体が移動しているのだろうか、
それとも鳴きあっているのだろうか。
僕にはよく分からない。
同業者でながく野鳥の観察を続けている人がいて
一緒に山へ行ったことがある。
道すがら彼は実に多くの鳥たちを発見し僕に教えてくれるのだが、教えられるまで自分では全くその気配をつかむことすらできなかった。
彼も最初はそうだったがある日気が付いてみるとそこら中に鳥の気配を感ずるようになったらしい。
その時、彼は鳥たちのネットワークへ入り込むすべを体得したのだろう。
彼は今でも一日の大半を鳥たちのネットワークの中でついやし、
ときおり生きていくための必要を満たすためにだけしぶしぶ人間界へ顔を出す変わり者だ。

世界は実に重層的で無限の奥行きをもっている。
のっぺらぼうな表層をながめて嘆息していてもはじまらない。

だが、今夜のじっとりした暑さは何とかならんか!
今日は三日か、一日はおやじの命日だったがすっかり忘れておった。
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by nhsmt | 2005-08-03 23:23