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スモールワールド・ネットワーク

人間は様々な関係性において生きている。
家族や学校、職場、地域社会、挨拶をする程度の知り合いから親友などなど。
これらは何らかの概念によって括ることのできる様々の集合と考えることもできる。
人間に取ってこれらのそれぞれが他に還元することのできない重要なものであることは当然である。
だが、スモールワールド・ネットワークという着想はそれらの集合のそれぞれが完璧に機能するだけでは総体としての世界は全然うまく行かないと言うことを数学的に論証しようとするのだ。
我々が身じかに感じているこのようなタイトなネットワークから逸脱した一見すると偶然的で弱い関係性の存在が果たしている重要な役割が次第に明らかになってくる。
曲解かもしれないが僕はここに希望を見いだそうとしてきた。
人間の関係性からエモーショナルなものを排除して数学的に考えるてみるのはなかなかエレガントである。
カウリスマキの「過去の無い男」のテーマは多分「愛」だと思うが、その表現は僕に数学を連想させる。
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by nhsmt | 2005-07-29 03:12

カナカナ

このところ、カナカナとともに目覚める。
夕暮れのカナカナ(ひぐらし)はよく話題になるが、こやつ日の出にもなかなか騒がしい。
明け方4時すぎたころから1時間ばかりいっせいに騒ぐとぴたっと静かになる。
夕方もほぼ同じパターンだから日光の変化に反応しているのだろうか?
今度誰かに聞いてみよう。

「スモールワールド・ネットワーク」の着想は蛍の群れがどうやってシンクロして光るのかと言う疑問から出発していたな・・・。

九州ですごした子供のころには、カナカナを聞いた覚えがない。
夏休みには朝からアブラゼミやクマゼミの大音響のなかを子ども会のラジオ体操へかよったものだ。
東京へ来てからはアブラゼミは時々耳にするがクマゼミは全く聴いた記憶がない。
これは地域的な問題なのか時代による環境の変化によるのだろうか?

僕のサマータイムは朝4時から始まるのである。
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by nhsmt | 2005-07-24 10:28

般若心経

昨日はお袋の7回目の命日だった。
仏壇の前に提灯などかざりつけ、
線香を点け、
家族をしたがえて般若心経を誦す。
年に一度の我が家の仏事である。
女房は毎日拝んでいるが、僕はずーっとこの日だけだ。
それでもなんだかさっぱりした気持ちになる。
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by nhsmt | 2005-07-21 17:12

市場

昨日の市場
Y君、がんで入院中のご母堂の容態悪くお休み。
C君、風邪と称して小説執筆にてお休み。
ボス、ご母堂が火傷で遅れるとの連絡、結局お休み。
残ったわれらは、
勝手にうな重など出前、
ビールをあおり、
「西部市場も終わりだな」など愚痴りつつ、
いつにもまして少ない荷物を片付ける。
KG洞がめずらしく奥方同伴で出品に現れる。
今しがた奥方のご母堂をがんの手術のため入院させてきたとか。
ビールを飲みつつしばし懇談。
ますますブルー。

3時過ぎより、
YR翁、
SM翁、
KN翁、
OI翁が相次いで自家用車にて搬入。
量は多くないがいずれもしっかりした良品ばかりだ。
なんとなく格好がついてきた。
KN翁は足を引きずりながら歩くのもおぼつかない様子、
思わず、「取りに伺いますから」といったら、
「ばか、自分で出すのが面白いからやってんだ!」と一喝された。
右足に力が入らなくなってきたので
車を左アクセル・ブレーキに買い換えたのだと言う
仕事をつづけたいがために・・・。
さすがM沢翁の兄貴だ、自称78歳実は80歳。
そういえばM沢翁も股関節骨折で入院していたのが先週の振り市に杖をつきつつ現れたのであった。
M沢兄弟の古本屋魂に脱帽!

このところ毎回品物を出しつづけてくれているのがすべて70代の翁たちだとはじめて気がついた。
彼らはほとんど買うことはない。
つまり、
市場を媒介にして蓄えられてきた古本という資産が若い人たちへとゆっくりと移行しているのだ。
ビバ、市場!
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by nhsmt | 2005-07-16 09:47

日記

こんな時代が来るとは仏様でも気がつきませんな!
他でもないブログの日記のことです。
日記の面白さは著名な作家の作品よりもその日記の方が全然面白かったりすることで証明済みだが、その主が存命中に公開されることはほとんど無い。
だが、ブログの日記たるや書いたらすぐにでも読まれることが前提であり
しかも相互的である。
テレビが時代を変えたなんて事が言われて久しいが、
ブログが人間と人間のコミュニケーションにもたらしつつある影響は実にはかりしれません。
と、それほどに僕はこいつにはまっている。
ブログがなければ金輪際コミュニケートなどするはずもない人と人とが、
赤裸の心どころか、そのやりとりの中で思いがけない自分を発見しビックリするやら恐ろしいやら。
僕の親愛なる若きブログ仲間達は特別に表現力が豊でありこの上ないピュアな感性の持ち主である。
若く激しい光の中に老いたみすぼらしい己を発見するのは楽しいことではない。
だがそうしていると身体のおくのほうから忘れかけていた生のエネルギーが湧いてくる様な気がする。
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by nhsmt | 2005-07-14 18:26

通貨運動

むかし接触しようとした事のある某「通貨運動」のサイトをのぞいてみた。
相変わらず部外者には意味不明の泥仕合をつづけているようだ。
左翼ってほんとにだめだね。
現実との接点を失っているからこうなってしまうんだろう。

商売人の野心をくすぐらないような通貨はすでに通貨ではない。
利益を生み出そうとする行為を排除するところから新しいものがうまれるはずはないのだ。
つづく
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by nhsmt | 2005-07-07 18:17

地獄

 女房が明日、義父を介護施設へ入れるかどうかを話し合いに実家へ行く。
この件を話している時に、「地獄へ行けって言うのかい」と言ってしまって彼女を心底怒らせてしまった。
まっすぐな気持ちの女なのだ、僕は言葉を飲み込もうとしたがだめだった。
心の深いところにあるねじれた短絡的モードがこのところ噴出しているのだ。
他者への意志を皮肉でしか表現できないとしたら最低だ。
今日からモードを切り替える。
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by nhsmt | 2005-07-01 18:24